こんにちは!アントロワの平川です。今回の「アパレル販売に役立つブログ」ではアパレル販売員がお客様の気持ちを理解する方法をご提案します。
アパレル販売員となって数年が経過すると陥り易いこと、それは数字に気を取られるが故、お客様に対する気持ちが入らないことです。
例えば、店内を見るだけのお客様に対して「買わないなら入って来ないでほしい」と思っていませんか?例えば、ロング接客した挙句、購入せずに帰ってしまったお客様に対して「冷やかしなら話さないでほしい」と思っていませんか?電話口で商品クレームを言っているお客様に対して「このクレーマーは暇なんだろう、うるさいな」と思っていませんか?
例えば・・・。色々とありますが、あまりにもアパレル販売員側の都合でお客様を判断していないでしょうか?このように思っている節が少しでもある方は要注意。もちろん、毎日頑張っているアパレル販売員さんは自分の接客にも自信があることでしょう。そして顧客も付いていることでしょう。
でも、その顧客様までを自分の個人売上とお店の売上の為のお客様と思っていては販売員の仕事にも課題があると言わざるを得ません。そして、皆さんはお店の売上に責任がある。仕事で接客をしているのです。責任感からどうしても数字、数字となりがちです。
自社製品は社員購入せずプロパー価格で買ってみる
この対処法として劇薬を提案します。一度で良いので自社ブランド品は社員購入せずプロパー価格で購入してみてください。自社ブランド品は「高い」と思いませんか?接客を蔑ろにされては「二度と買わない」となりませんか?まずプロパー価格で購入することに躊躇しませんか?どの品にしようか悩みませんか?
そうです。一般のお客様はもっと購入に悩みます。せめて最高の接客を受けないことには購買意欲が萎えてしまいます。一度、自社ブランド品を扱う店舗にお客様として出向き、プロパー価格で購入してみてください。お客様の気持ちが良く分かると思います。そしてアパレル販売員様の接客がもっと良くなります。
最後に私が販売員の頃、あるスーパーバイザーは社員割引制度を利用していませんでした。全ての洋服をプロパー価格で購入していました。理由は「お客様の気持ちを理解するため」とのことです。以上、お客様に愛されるステキな販売員になれるように頑張りましょう!
2014年7月31日 ファッション専門!オークション代行アントロワ