こんにちは!ファッション専門のオークション代行アントロワの平川です。12月に入り、都内でも寒い日が続いています。そこで、今年は皆さんが必ず気になっているだろう冬用インナー、特に今回はユニクロ(UNIQLO)の「ヒートテックエクストラウォーム」にスポットを当てて、とことん調べます。
この冬用インナーのブログを読まれている読者なら、ユニクロ(UNIQLO)定番のヒートテックに袖を通したことがあるはず。他社からはセブンプレミアムのボディヒーターや、イオンのピースフィットなどがありますが、やはり定番と言えばヒートテックでしょう。他社のインナーはユニクロから派生したと言っても過言ではありません。
そこで今年は、ユニクロ新定番の呼び声高いエクストラウォームを定番のヒートテックと比べて違いを検証します!
※以下、ブログ内ではヒートテックエクストラウォームはエクストラウォームで記載します。
※2013年版の冬用インナー比較は以下をお読みください。
2013ヒートテックを他社と比較!インナーの違いが分かる!
極暖!ユニクロのヒートテックエクストラウォームを着てみました!
ユニクロ(UNIQLO)のエクストラウォームを簡単におさらい
エクストラウォームは2013年より発売されている冬用快適インナーです。ヒートテックに比べて1.5倍の暖かさ、という触れ込みでインナーマニアに衝撃を与えました。当時は試験販売の意味合いが強かった為、アイテムにバリエーションがなく、購入を控えた方も多かったようです。今回、ユニクロの新定番としてさらにバリエーション豊かになりました。テレビCMが流れるほどの力の入りようです。
冬用快適インナーはどこでも買える!
今回、比較する為にエクストラウォームと定番のヒートテックを買いに行きました。ユニクロの店舗に行こうと山の手線で池袋駅を降りましたが、駅の構内(改札内)でユニクロを発見!改札を出ることなくエクストラウォームを購入することができました。
今では冬用インナーは国民的インナーとなっていますよね。このようにユニクロだけでなく、冬用インナーはコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも購入できるようになっています。
2014 エクストラウォームのメンズにVネックが登場!
今回、エクストラウォームと定番のヒートテックのVネックT(九分袖)ホワイトを一つずつ購入しました。昨年発売が始まったエクストラウォームですが、昨年のメンズはクルーネックのみでした。スーツを着る方なら分かることですが、クルーネックだとシャツの第一ボタンを開けた時にインナーが見えてしまいますよね。とても野暮ったいです・・・。今回、Vネックが発売になりました。これは朗報です。
エクストラウォームは定番タイプと色が違う!
今回、購入する時に気付いたことがあります。それは同じ白でもわずかに違うのです。確認したところエクストラウォームはオフホワイト、定番のヒートテックはホワイトだそうです。
スタッフの方にエクストラウォームのホワイトは作っていないのかと聞くと「作っていない」とのことでした。ちなみにグレーも色が違います。実際に店内で確認しないと、購入してから気付く程度です。気になる方は比べ見たほうが良さそうです。
※実際に中身を出して比べて見ました。こんなに違う!!ちなみ大きさは全く同じでした。
ヒートテックエクストラウォームを機能面で徹底比較!
製品パッケージの裏面を確認するとこんなにも機能面で違いがあります。どちらもユニクロのヒートテックなのですが・・・。本体の素材も違います。つまり名前は同じヒートテックでも作りは全く別物なのです。
機能の豊富さでは定番のヒートテックに軍配!
定番のヒートテックにはエクストラウォームにはない機能が盛りだくさん。具体的には以下の違いがあります。
- 吸汗速乾
- 風合い
- 静電気防止
- 形状保持
上記の機能はエクストラウォームには付いていません。ですが、特段必要な機能かと言うと、そうでもないような・・・。
まず、吸汗速乾ですが、汗を大量にかく夏の時期なら効果は高いですが、冬場に必須な機能とは言い難いです。冬にこの機能を求める方はどれほどいるのでしょうか?確かに最近のダウンウエアなどは保温性が高く汗ばむこともありますが・・・。
次に風合い、これを優れた特徴の一つにすることは多少無理があります。風合いはもちろん肌触りは好みの部分が大きいです。もちろん、なめらかと言うと優れているように感じます。ですがポリエステル、レーヨンの化繊を好まない方はたくさんいます。
静電気防止、冬場にセーターを脱ぐとバチバチっと静電気が起きることがあります。無いよりはあった方が良いでしょう。形状保持、これも無いよりはあった方は良いです。ですが、これは化繊だからこその特徴です。ポリエステルなどの化繊が多い生地は全て形状保持されますので、ヒートテックに限ったことではありません。
ヒートテックエクストラウォームは暖かさに特化!
エクストラウォームと定番のヒートテックは以下同様の機能を持っています。
- 発熱
- 保温
- 吸放湿
- 消臭
- 抗菌
- ストレッチ
定番ヒートテックは吸汗速乾に吸放湿!?定番のヒートテックには吸汗速乾と吸放湿の機能がありますが、大きく見ると内容は同じです。厳密には違うのでしょうが、購入する側から見ると分ける意味が分かりません。
そして、何よりの違いは保温の方法です。もちろん、エクストラウォームがより暖かな作りになっています。エクストラウォームは特殊な編み生地でしっかりとした作り、さらに肌に触れる面は起毛しているので暖かみがあります。定番のヒートテックと同じ東レ(株式)との共同開発ですが、アクリルを主体をする生地なので暖かみを感じます。
エクストラウォームと定番のヒートテックはどちらが良い?
それではエクストラウォームと定番のヒートテックはどちらが良いのでしょうか?
まず価格面ではエクストラウォームは1690円、定番のヒートテックは1290円。実に1.25倍の違いがあります。他社製品の冬用インナーの価格も合わせて比較するとエクストラウォームは頭一つ抜けて高価です。
次に冬用インナーで最も重要な暖かさです。これは間違いなくエクストラウォームです。着用すると必ず違いが分かります。そもそも、ユニクロ(UNIQLO)のホームページの商品紹介には、寒冷地で長時間の外部作業される方にお勧めと記載させています。
エクストラウォームを実際に着てみた!
エクストラウォームと定番のヒートテックを実際に着てみました。もちろん、12月の東京では汗ばむこともありませんし、どちらも臭いは気になりません。ヒートテックの化繊のツルツル感は好みが分かれるところです。エクストラウォームがより一般的なインナーウエアの着心地と言えるでしょう。
やはり暖かさではエクストラウォームに軍配が上がります。ですが、ダウンウエアにセーターを着てシャツを着て・・・さらにエクストラウォームというのが必要が無いように感じます。
東京は冬でも雪が降ることはほとんどありません。東北や北海道に比べて、それほど気温が下がることはありません。都内で普段着として着用するには少し暑すぎるように感じるのです。
エクストラウォームが活躍するシチュエーション
都内で普段着として着用するには定番のヒートテックでも問題ないと感じています。ではエクストラウォームはどういったシチュエーションで活躍するのでしょうか?今回、様々な方に意見を伺い活躍するシチュエーションを列挙します。是非、参考にしてみてください!
1.スキー、スノーボードなどウインタースポーツに着用する
ユニクロも提案するようにウインタースポーツのインナーとして活躍します。もちろん、スケートや登山、ゴルフなど冬以外の時期にもお勧めです。スポーツで着用されるという意見がありました。
2.海外旅行など寒冷地で着用する
国内では不要に感じている方でも、寒冷地に向かう際は活躍します。例えば冬のニューヨーク。東京よりも気温は低いです。近隣の韓国、ソウルでは気温がマイナス10度以下になることも普通です。暖かいインナーは頼もしい存在になるでしょう。
3.中高年の防寒対策に着用する
20代や30代の元気な方には必要ないと思っても、お父さん、お母さん、祖父母の世代は防寒性のあるアウターを持っていないことも。さらに年齢を重ねるごとに寒さに弱くなる傾向も・・・。一度、試してみるのもアリかもしれません。中高年の方には定番のヒートテックでは効果を感じないと意見もありました。
4.冬のオシャレを楽しむために着用する
近年、機能素材が注目されるにつれ、保温性の高いダウンジャケットやスポーティーなナイロンブルゾンを着ている方は多いようです。ですが、慣れてしまうと暖かさだけで冬用アウターを選んでしまいがち・・・。防寒性は高くないけど革ジャン、ライダースジャケット、モッズコートなども楽しみたい!そういった時はエクストラウォームが暖かさの不安を軽減します。
一度 エクストラウォームをお試しください!
当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。今では手放すことのできない冬用快適インナー。エクストラウォームがどのようなインナーウエアなのか、イメージを掴むことができたら幸いです。やはりインナーウエアの着心地は好みがあります。是非、一度お試しください。エクストラウォームが貴方の新定番になるかもしれません。
2014年12月6日 ファッション専門!オークション代行&ブランド買取 アントロワ